広告運用のプロが解説!YouTube動画広告とは?メリットや種類・効果的な手法を徹底解説!
最近、
「YouTube広告を使ってチャンネル登録を増やしたいけど、やり方が分からない」
というお問い合わせを中小企業様からいただくことが多々あります。
そこでこの記事では
- YouTube広告に興味がある
- 配信のされ方を詳しく知りたい
- メリットを知りたい
という方向けに
- YouTube広告の特徴
- 配信するメリット
を分かりやすく解説していきます。
YouTube動画広告とは?
YouTube広告とは、名前の通りYouTubeの動画を使用した広告のことです。
動画を使った訴求ができるため、伝えられる情報量が多く、ユーザーの記憶にも残りやすいといった特徴があります。
YouTube広告を今始めるべき理由(ユーザーの特徴)
コロナ渦の影響もあり、YouTubeのユーザー数は大きく増加しており、2020年時点で国内6,500万人以上のユーザーが利用しています。
また「なくなったら最も寂しいプラットフォーム」で1位になっており、幅広いユーザー数に人気があるSNSです。
引用元:Google公式サイト「Think with Google」
YouTube広告の種類(配信面)
YouTube広告の種類と、広告が配信される場所を具体的に解説します。
インストリーム広告
画像引用元:YouTubeヘルプ
「インストリーム広告」は、他の動画の前後や再生途中に動画広告を表示します。
インストリーム広告には以下の2種類があります。
スキップ可能なインストリーム広告
広告を5秒視聴するとスキップできる広告です。
広告を30秒(またはすべて)視聴した時や、広告のリンククリックで課金されます。
スキップ不可のインストリーム広告
15秒以下の動画広告で、広告をスキップすることはできません。
テレビCMのように商品や企業の認知拡大に有効です。
インフィード動画広告
インフィード動画広告は、YouTubeの検索結果や関連動画の横に、サムネイル画像とテキストで表示されます。
ユーザーがサムネイル画像をクリックして広告を視聴した場合のみに課金されるため、動画に興味のあるユーザーを中心に集めることが可能です。
アウトストリーム広告
アウトストリーム広告は、インフィード広告のようにサムネイル画像とテキストの広告ですが、Googleのパートナーサイトやアプリに配信されます。
YouTubeの外部に配信ができるため、より広いユーザーの集客が可能です。
動画広告が2秒以上再生された場合に課金されます。
バンパー広告
バンパー広告は他の動画視聴中や前後に表示される、スキップ不可の6秒以内の動画広告です。
商品の一つの特徴やブランドなど、一つのメッセージを短時間で広告印象付ける野に有効です。
広告の表示回数に基づいて課金されます。
YouTube広告のメリット
続いてYouTube広告のメリットを解説します。
商品・サービスが認知されやすい
動画広告は音や動きで内容を伝えることができるため、静止画広告より内容を理解されやすく記憶にも残りやすいという特徴があります。
たとえば商品・サービスの使用風景を示すことで、より具体的なイメージを伝えることが可能です。
詳細なターゲティングを活用できる
YouTube広告では、Googleが保有するデータを活用して理想のユーザーへ配信させることができます。
例えば以下のようなターゲティングが可能です。
- オーディエンスターゲティング
- 地域、年齢、性別、世帯収入、子供の有無
- ユーザー属性(大学生、住宅所有者、結婚している人など)
- 興味関心
- 検索履歴に基づいたターゲティング
- コンテンツターゲティング
- キーワードターゲティング:登録したキーワードに関連するYouTube動画やサイトに配信
- プレースメントターゲティング:指定したチャンネル・動画やサイトに配信
- リマーケティング
- 自分のチャンネルを視聴/高評価/登録した人のみに配信
- チャンネルページにアクセスした人に配信
チャンネル登録数の増加が期待できる
YouTube広告は、自分のWebサイトに誘導するだけではなく、チャンネル登録を目的とした配信も可能です。
例えば私が担当しているクライアント様でも
- 「インフィード広告」で新規ユーザーへリーチ
- 同じジャンルの競合チャンネルに「インストリーム広告」を配信
といった手法で、低単価でチャンネル登録数を増加させた実績があります。
動画広告の費用対効果を高めるポイント
最後に、YouTube広告の運用ポイントを解説します。
短時間でインパクトのある訴求をする
YouTube広告は視聴ごとに料金が発生するため、特に冒頭で短くメッセージを伝えられるような演出が重要です。
例えば伝えたいポイントやブランド名を動画冒頭に盛り込んだり、動画視聴後にユーザーへ期待するアクションを呼びかける工夫をすることで、費用対効果を高めることができます。
適切な広告の種類を選ぶ
YouTube広告には多くの種類がありますが、商品・サービスや配信目的に合ったものを選ぶことが重要です。
【広告種類の選択例】
- 認知を拡大したい場合:スキップ可能なインストリーム広告、バンパー広告など、視聴単価が低い広告で多くのユーザーへリーチ
- 商品・サービスを知っている層を狙う場合:スキップ不可のインストリーム広告で商材の魅力をより詳細に伝え、行動を促す
- チャンネル登録数を増やす場合:インフィード広告で関心の強いユーザーへ配信
まとめ
YouTubeは幅広い多くのユーザーに利用されているため、適切な戦略設計・広告運用ができれば高い費用対効果が見込めます。
また広告には多くの種類がありますが、目的によって使い分けることがポイントです。
YouTube広告についての不明点があればお気軽にお問い合わせください!